奈良駅近くで開催されている「なら燈花会(とうかえ)」に行ってきました。

実は10年ほど前、燈花会のボランティアスタッフとしてお手伝いをしたことがあるのですが、純粋に観客として見に行くのは今回が初めて。
いつもより少しだけ涼しく感じる夕暮れ時で、絶好のお散歩日和でした。平日だったこともあり混雑も控えめで、とても快適に巡ることができました。

最初の目的地「猿沢池」へ
まずは近鉄奈良駅から「ひがしむき商店街」を抜け、最初の目的地である「猿沢池」を目指します。
ゆっくり歩くこと約10分。夜7時半ごろに猿沢池へ到着しました。

猿沢池の輪郭をなぞるようにろうそくの灯りが整然と並び、水面をやさしく彩っています。

すっかり日の落ちた暗闇の中に灯りが揺らめき、なんとも言えない幻想的な雰囲気に包まれていました。

幻想的な「浮見堂」とボートの灯り
池をぐるりと一周したあとは、次の目的地「浮見堂」へ。

ここからは坂道や階段が続くため、15分ほど歩くとすっかり汗ばんでしまいました(日頃の運動不足がたたっています…!)。
そして見えてきた「浮見堂」。 鷺池(さぎいけ)に浮かぶライトアップされた浮見堂の姿は、息をのむほどきれいでした。



池には提灯のような灯りをともしたボートが幾つも浮かんでおり、ご家族連れやカップルの方々が乗船を待つ長蛇の列を作っていました。

【燈花会期間中のボート営業情報】
- 営業時間: 19:00〜21:30(20分 税込1,500円)※燈花会限定特別営業
- 最終乗船: 21:00
- 当日券販売: 15:00〜(先着順・乗船 時刻の指定不可) ※当日分がなくなり次第終了となります。
池に浮かぶ六角形のお堂、揺らめく提灯を乗せたボート、そして池の周囲をかたどる燈花会の灯り……それらが一望できる水面の反射はまさに圧巻の一言。思わず見とれてしまうほどの絶景でした。
ふと暗闇に目を凝らすと、ひょっこり鹿さんが佇んでいて驚かされる一幕も(笑)。

夜道で少し迷いそうになる場面もありましたが、要所に「燈花会」のボランティアスタッフの方が立ってくださっており、気軽に道を尋ねることができてとても安心でした。温かく親切な対応が心に残ります。
「奈良春日野国際フォーラム 甍」と燈かふぇ

浮見堂の散策を終え、続いて「奈良春日野国際フォーラム 甍(いらか)」を目指します。

ゆるやかな坂や階段をのぼりながら歩くこと約15分(写真を撮りながらだと、つい時間を忘れてしまいますね)。 周囲はかなり暗く足元が見えづらいため、時折スマホのライトで照らしながら慎重に進みました。

途中で通過した「浮雲園地会場」も、一面に灯火が敷き詰められており、まるで「優しく光る大きな花畑」のようでした。

目的地である「奈良春日野国際フォーラム 甍」は、若草山の麓、奈良公園内に位置する美しい建物です。 手入れの行き届いた庭園でも燈花会のイルミネーションが施されていました。
この日は庭園でコンサートが催されており、芝生に腰を下ろして心地よい音楽と美しい灯りをゆったりと堪能することができました。
10年前にボランティアをした時も感じたのですが、若草山に近いこの庭園周辺は、どこか空気がひんやりと心地よく、特別に澄んだ空気が流れているように感じます。
会場内の「燈かふぇ」では、世界各国のグルメ屋台が出店されていました(販売時間 17:00〜21:30)。 私は唐揚げと明太チーズ餃子を堪能。(冷えたビール頼めばよかった!)

散策を終えて(まとめ)
帰りは近鉄奈良駅まで20分ほどかけて歩いて戻りました。行きとは違って下り坂だったため、心地よい運動気分で無事に帰着。歩くのが大変な場合は、駅までの路線バス(有料)を利用するのもおすすめです。
歩きやすい靴がおすすめです。坂や少し階段もあります。
奈良駅から徒歩で、このコースを回って『9227歩』でした。体感1万歩超えていると思いました(笑)
ひさしぶりに訪れた燈花会。ゆったりとした時間を過ごすことができ、今年の夏の特別な思い出になりました。


